01. 当時の状況と課題
Client Profile
- 企業名
- 株式会社S社 様(仮称)
- 事業内容
- 管工事施工業
- 募集職種
- 施工管理職(新卒)
- 従業員数
- 40名
東京都足立区の管工事施工会社、S社様。 採用方針は非常に明確で、「大卒の新卒のみ」「未経験から1から育てたい」というものでした。 しかし、そのこだわりとは裏腹に、採用活動は苦戦を極めていました。
S社様 採用担当
「言われるがままにマイナビやあさがくナビを使い、サイトを一新し、動画も作りました。 でも、応募は毎年一桁後半…。焦って妥協して内定を出しても、結局辞退されてしまう。 もう3年も採用ゼロが続いています。新卒採用は無理なんでしょうか…」
担当コンサルタント:関口
「これまでの活動をお聞きすると、『ツールを使うこと』が目的になってしまっている印象です。 そもそも、『誰に』『何を』伝えたいかが曖昧なままでは、どれだけお金をかけても響きません。 まずは、S社様が本当に採用すべき『ペルソナ』を定義するところから始めましょう」
「誰を採用したいのか」という軸がないまま、条件面だけでマッチングを図ろうとしていたことが、ミスマッチと内定辞退の最大の原因でした。 私たちは原点に立ち返り、採用戦略の土台作りから着手しました。
02. フォートリーの解決策
単なる媒体掲載の代行ではなく、「採用の軸」を定め、それに沿ってすべてのコミュニケーション(媒体原稿、パンフレット)を一貫させる戦略をとりました。
施策① 理想と現実をすり合わせたペルソナ設計
まず、経営層へのヒアリングで「理想のターゲット像」を言語化。次に、現場で活躍する社員に「なぜこの会社を選んだのか」「どんな背景があったのか」を徹底的にヒアリングしました。 「理想」だけで走るのではなく、現場の「現実」とのバランスをとることで、入社後も活躍できるリアルな採用ペルソナを設計しました。
施策② 「条件」ではなく「成長」を売る原稿へ
マイナビ新卒やあさがくナビの原稿をフルリニューアル。 これまでの「会社概要や条件を一方的に伝える」内容から、「ここで働くことで得られる自己成長」や「他社にはない独自の強み」を訴求する内容へと転換しました。 ペルソナの心に刺さる言葉選びで、「この会社なら自分が成長できる」という期待感を醸成しました。
施策③ ビジュアルで訴えかける採用パンフレット
就活フェアなどで配布するための新卒向けパンフレットを新規作成。 文章だけでなく、実際に働く若手社員の笑顔の写真をふんだんに取り入れ、ビジュアル面からも訴求しました。 会社の理念に基づいた行動がどのような成長につながるかを具体的に示し、「理念に共感できる人」が直感的にピンとくるようなツールに仕上げました。
理念と成長を可視化
文字だけでは伝わりにくい「社風」や「働く人の表情」をパンフレットで可視化。
理念への共感を軸にすることで、マッチ度の高い学生の興味を惹きつけることに成功しました。
Before / After
条件マッチングのみ
誰に何を伝えるかが不明瞭
ツールを作ることが目的化
(結果、3年間採用ゼロ…)
ミスマッチと内定辞退の連続
ペルソナに基づいた
一貫性のある訴求
理念と成長を軸に。
「どんな自分になれるか」を提示。
パンフレットで視覚的にも訴求し、
共感度の高い学生を集客。
質の高い母集団形成に成功
03. 導入後の変化
採用成果
過去3年間
採用 0名
今回
エントリー
78名
採用
2名
一桁後半だった応募数が、一気に78名へ急増。
そこから選考に進んだ6名のうち、4名に内定を出し、最終的に2名の採用に成功しました。
3年間続いた「採用ゼロ」の状況を脱し、理念に共感した将来有望な若手を迎え入れることができました。
結果を受けて
「新卒採用は無理だ」と諦めかけていましたが、やり方を変えるだけでこんなに変わるんですね。 パンフレットを見て「この会社で成長したい」と言ってくれる学生に会えた時は感動しました。
採用した2名は、まさに私たちが求めていた「これから一緒に会社を作っていける人材」です。 ペルソナ設計の大切さを痛感しました。
担当コンサルタント:関口
「誰に」届けるかが、すべてを決める。
どれだけ良いツールを作っても、ターゲットが不明瞭では誰の心にも響きません。 今回は「ペルソナ」という土台を固めた上で、原稿とパンフレットという「伝える手段」を最適化しました。 「条件」ではなく「共感」でつながった人材は、定着率も高く、会社の核となってくれるはずです。
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