01. 当時の状況と課題
Client Profile
- 企業名
- 株式会社M社 様(仮称)
- 事業内容
- タクシー・ハイヤー・アミューズメント事業
- 募集職種
- 観光コンシェルジュ(タクシードライバー)
- 所在地
- 京都府京都市
京都を代表するタクシー会社であるM社様。 単なる移動手段ではなく、京都の魅力を伝える「観光コンシェルジュ」としてのドライバー採用に力を入れています。 これまで弊社では、「魅力あふれる京都をご案内する仕事」というコンセプトで、季節ごとの美しい京都の写真を使った原稿を展開していました。 しかし、長く掲載を続けるうちに、その訴求方法もマンネリ化し、徐々に応募効果が落ち始めていました。
採用コンサルタント 吉野
「これまでは『仕事の楽しさ』や『京都の美しさ』をメインに打ち出してきましたが、反応が鈍くなってきましたね。 競合も似たような打ち出しをしている中で、埋もれてしまっている可能性があります。 これからは『仕事内容』ではなく、『求職者が今、何を考えているか』という心理にフォーカスして打ち出しを変えてみませんか?」
条件や仕事内容を変えることはできません。しかし、「誰に」「いつ」「どう伝えるか」を変えることはできます。 私たちは、掲載時期(4月〜6月)特有の求職者心理に着目し、大胆なコンセプトチェンジをご提案しました。
02. フォートリーの解決策
私たちが目を付けたのは、「4月に新卒・中途で入社したものの、会社が合わずに悩んでいる層」でした。 いわゆる「五月病」や「入社後ギャップ」を感じている人々に、救いの手を差し伸べる戦略です。
施策① ターゲット変更:「京都好き」から「リスタート希望者」へ
これまでの「京都が好きな人、集まれ!」というスタンスから、「4月入社の会社がイマイチだった人、まだ間に合うよ!」というスタンスへ180度転換しました。 M社様は選考スピードが早く、すぐに内定が出せる体制があったため、「今すぐ環境を変えたい」というニーズに応えられる強みがありました。
施策② 季節ごとの「求職者心理」を原稿に反映
この成功を皮切りに、私たちは「季節ごとの心の揺らぎ」に合わせたキャッチコピーを展開する戦略を確立しました。
▼ 季節に合わせたコピー戦略の例
-
初夏(4-6月)
「まだリスタート間に合うよ」
新生活でのミスマッチ層を狙い、早期の再就職を促す。
-
夏(お盆)
「このままでいい?にこの夏、答えを」
帰省して地元の友人が家を買ったり、SNSで楽しそうな様子を見て焦る心理を突く。
-
秋
「来年のために今、動こう!」
年末年始を気持ちよく迎えるため、年内の転職決意を促す。
Before / After
観光コンシェルジュ募集
「魅力あふれる京都というスポットをご案内する観光コンシェルジュになろう!」
(季節ごとの京都の風景写真を使用)
マンネリ化し、反応が鈍化
「その会社選び、
間違っていませんか?」
まだリスタートは間に合います。
「4月に入社したけど、なんか違う…」
そう感じているあなたへ。
当社の選考はスピード重視。
6月からの再出発を応援します!
「自分のことだ」と思わせる
03. 導入後の変化
採用成果
応募効果
頭打ち状態
ターゲット変更後
応募数
1.5倍
採用
3名
ターゲット変更を行った5月からの掲載で、応募が殺到。
狙い通り「リスタート」を希望する層からの応募を獲得し、2〜3名の採用に成功しました。
他媒体(エン転職、マイナビ転職)も併用されていますが、dodaが最も高い応募効果を出しています。
結果を受けて
「京都の会社だから京都の写真を出す」という当たり前を一度疑い、 「今、求職者は何を悩んでいるか」に寄り添った言葉に変えただけで、これほど反応が変わるとは驚きでした。
これ以降、季節ごとにキャッチコピーを変える運用が定着し、継続して効果を出せています。
担当コンサルタント:吉野
原稿は「ラブレター」。相手の心境に合わせる。
どんなに良い仕事でも、相手が「今、その気分じゃない」時にアピールしても響きません。 お盆明けに感じる焦り、4月のミスマッチによる不安…。 そうした「求職者の心の揺らぎ」を敏感に察知し、そこにスッと入る言葉を投げかけること。 それが、スペック競争に巻き込まれない採用の秘訣です。
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